燈籠殿金燈籠

山鹿燈籠とは

和紙と糊で制作された芸術品「山鹿燈籠」

宮造り燈籠

 
 山鹿燈籠とは、和紙と糊だけで制作された精巧な工芸品です。 約600年前の室町時代応永年中に「菊池氏は祭礼の式法を改め、いろいろの燈籠を張り民に捧げさする」とあり、その歴史の深さが窺い知れます。約300年前の江戸期宝永正徳年中には「燈籠の細工いや増しに宜しくなり、その名四方に高し」との記録もあり、しだいに燈籠の種類も多くなり、現在のような精巧なものが作られるようになりました。

 現在では、山鹿燈籠の種類は、千人灯籠踊りなどで有名な「金燈籠」を始め、「宮造り燈籠」「座敷造り燈籠」「古式台燈」「人形燈籠」「矢つぼ」「鳥かご」など多数あります。そのいずれもが、立体的構造作品で、和紙のみで製作されたものとは判断もつかないほどの質感・重量感を備えています。しかもその部品の中身がすべて空洞で作られていることなど想像もつかない緻密な技法で作られ、その繊細優雅さは、まさに紙工芸の極致とまでいわれています。

 平成25年には、
伝統的工芸品産業の振興に関する法律に定める伝統的工芸品として、経済産業大臣から指定を受けました。

 
金燈籠
 

金燈籠

宮造り燈籠
 

宮造り燈籠

座敷造り燈籠
 

座敷造り燈籠

古式台燈
 

古式台燈

人形燈籠
 

人形燈籠

矢つぼ・鳥かご
 

矢つぼ・鳥かご